The natural resource for climate change mitigation services

事例紹介:ポジショニング対策

あるカナダの大手石油会社はGHG削減を求める消費者のプレッシャーを感じながらも、未だに温暖化政策・市場が不透明な現状で実際に行動することによるリスクも考慮する必要がありました。この状況に直面していたこの企業に対し、このジレンマを解決する温暖化対策提案しました。この対策とは適切な時期に対策が取られるように準備体勢を整えておく対策、“ポジショニング対策”であったのです。

この某石油会社はもともと温暖化問題にも積極的に取り組んでいる環境先進企業として表彰を受けたこともあります。しかし、それでもさらなる温暖化リスク管理を求められていましたが、実際マネージメント部が認める温暖化対策の予算は限られていました。この状況の中、当社は某社が経済的に温暖化リスクに対応できるポジショニング対策を取ることをサポートしました。以下にポジショニングを取るまでに至ったステップを簡単に説明します。

ステップ1:某社の温暖化に関する意思決定のレビューなど基礎を見直しました。
ステップ2:某社の状況を分析する中、某社に必要なのはポジショニング対策で、この対策を取ることで近い将来ファイナンシャル面に及ぶ影響を避けると同時に適切な時期が来た際にはすばやく対応策が取ることができると判断しました。
ステップ3:某社のクライテリアに合った意思決定をサポートするソフトウェアをレビューしました。
ステップ4:某社が将来取るよりアグレッシブな温暖化対応策・市場参入策を洗い出しました。また、リスク・機会の変化を追跡する方法を作りました。

当社はこのサポートを通して得られたインサイトを持って、他のお客様にもご利用いただけるポジショニングサポートツールを開発するに至りました。結果、Cli-Mit Terrain Scorecard (温暖化によるリスク・機会を数量化)、Cli-Mit Terrain Navigator(マイルストーン型の対応策を作成)とCli-Mit Terrain Index(リスク・機会の変化を追跡)が完成したのです。各ツールの案内書をご希望の場合は、中本由理までご連絡下さい。